2007年7月24日

バーニャ(サウナ)&オフロードアドベンチャー


エカテリンブルク編
7月5日まだまだ陽が高い夕方、人口はおよそ150万人ほど、ロシア第3位の都市エカテリンブルクに到着、広い市内を渋滞に巻き込まれながら1時間ほどさ迷い、市庁舎前の広場に到着。ずうずうしくもターニア(タチアナ)に電話すると迎えに来てくれると言うのでしばらくそこで待つ。再会を喜び合ってから彼女の車の先導でアパートに向かう。ちょうど旦那のアンドレイが仕事から戻ったところで、もう一度再会を喜びあったのち、ロシアではごく一般的なアパートの7階に案内され、夕食を頂く。
今夜は20kmほど西にある彼ら郊外の別荘に泊めてくれるとの事で、皆で近くのスーパーで買い物をしたあと、パジェロを駐車場に残し、またターニアの車で別荘に向かった。アンドレイは自分の車(ロシアのジープ、ウアズ)で近道を抜けて先回りすると言う。なるほど帰宅時間のせいだったのか我々が到着した時にはアンドレイはすでに着いていた。彼らの別荘はすべて手作りで、4人ぐらい同時に入れる自慢のバーニャ(サウナ)まで付いていた。ターニアがマメなようで、広い庭にきれいな花をたくさん咲かせているし、手入れも行き届いていてとてもきれいだった。また玉ねぎなどを植えてある畑もあるし、更には白枠サッシで出来たりっぱな温室まであってトマトなどの野菜を育てていた。ビールで乾杯したあと早速バーニャへ、薪を燃やし約1時間で室内が90度になってしまう。石に水をかけたらもう大変、完璧。ロシアのサウナなので入り方もロシア式、小さな白樺の木や枝を切ってきて、さらに5、60センチにした小さな枝を束ね、手元を紐で縛る。これを水で濡らし余分な水を石にかけたあと、全身を叩きながら入り最後に水を浴びる。最高に気持良かった。
入浴後はウォッカで乾杯し食事、その後ドミノゲームで夜更けまで遊んでしまった。
エカテリンブルクではパジェロをはアンドレイの駐車場に置かせてもらい、ターニアの車(韓国デウの小型車)に便乗させてもらったが、その彼女、市内であろうが郊外であろうが、男子負けでガンガン飛ばしてガンガン追い越す。また、どのロシア人女性を見てもそう見えるが、どんな場所であろうとたじろぎもしないし、男も女も対等って感じで、強い強い。そうしなければ、冬が厳ししくとてつもなく広い国で生き抜く事は大変なのだろうとふと思った。


7月6日 アンドレイの仕事仲間であるアレクが加わり、エカテリンブルク市内から60km程の所にある名前は忘れたが、川カマスという意味の沼のまで一泊で釣りに行くことになった。平日であるのにもかかわらず、仕事は朝速く片付けて来たから大丈夫だとの事である。周囲6・7kmのその沼には1m以上の大物がいるそうで楽しみだ。
実際に行ってみると、沼に到着する10km手前からの道がとんでもない道で、本格的にオフロードを攻めた事のあるものでなければ到底到達できそうにない道。そこをロシアを代表する四駆のウアズと日産パトロールに分乗した我々は、果敢にアタック。スタック寸前の走行を何度繰り返し、やっとの事到着。

テントを張ったり、キャンプの準備をしたあと、寝不足のアンドレイを残し、エンジン付きのゴムボートを浮かべ4人で出漁したが、釣れた魚は私の上げた50cmの川カマスに名前の不明な魚が数匹と少なかったが、全員がヒット。これを料理の名人だというアンドレイにウハーという料理にしてもらって食べた。身をボイルしたあと、いったん身をはずし、ポテトをだし汁のなかでゆで、ゆであがったらまた身をもどして味付けをするという簡単な料理だがとても美味しいかった。ロシアを代表する魚料理らしい。
アレクの覚えた変な日本語でウォッカを飲まされながら、親交を深め、床に就いたのは夜の2時。

7月7日 二日酔いのまま起きて朝食をご馳走になりまたボートで釣り、この日2時間ほど大物に挑戦したが当たりはあったもののターニアの釣り上げた50cmの川カマス一匹だけ。でもこれで、木賊の仲間から頂いた釣り道具が陽の目を浴びた。それからは決してきれいとは言えない沼に飛び込みお風呂代わりの水浴をしたりして、ボートやテントを後片付け帰還の準備。帰りがけに途中の道なき道をウアズを運転させてもらったり、途中、湧き水のあるところまで案内してもらって、ロシアで初めてのペットボトルでない水を飲んだりした。通常の旅行者には味わえないロシアらしさを彼らのおかげで堪能させてもらう事ができた我々はラッキーである。
時間的には夕刻であり疲れもあって少し眠かったが、アンドレイとターニアに別れを告げ、自宅が我々の行く方向なので案内すると言って幹線道路まで先導してくれたアレクにも別れを告げエカテリンブルクを後にした。ほんの短い時間ではあったが、別れの時には胸に熱いものがジンとこみ上げてきた。ウォッカを飲んだのに・・・・

エカテリンブルグから少し行った所にあるアジア・ヨーロッパの分岐点で記念撮影でもしようかと立ち寄ったら、日曜日のせいか数組の新婚カップルが仲間達に囲まれ記念撮影をしたり、祝杯を上げごった返していた。ただの記念碑だが、現在はこちらが幹線道路になっているので、将来さらに立派なものが建つらしい。
暗くなり始めてからも少し走り続け、ピエルムという大きな町から少し行った安ホテルに宿泊。チェックインが深夜の12時だった為食事を取れなかったが、親切なおじさんが、24時間開いているお店が近くにあるから買って食べなさいとそこまで案内してくれたり、お湯をくれたりと色々世話を焼いてくれた。会うロシア人は皆本当に親切だ。

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